| 藍柿右衛門(あいかきえもん) | 
          
            | 伊万里焼(いまりやき)の染付(そめつけ)の一種で、白い素地(きじ)に、型打ち成型や銹釉(さびゆう)が口縁に塗られているのが特徴。 | 
          
            | 会津本郷焼(あいづほんごうやき) | 
          
            | 福島県会津本郷町で焼かれたもの。伝統的な飴釉(あめゆう)や灰釉(かいゆう)を使用した陶器、染付(そめつけ)など彩画を行なった磁器が特徴。 | 
          
            | 会津焼(あいづやき) | 
          
            | 別名、会津本郷焼(あいづほんごうやき)。17世紀中頃に開窯し、現在は民芸の窯場として知られ、鰊鉢(にしんばち)は特に有名。 | 
          
            | 藍九谷(あいくたに) | 
          
            | 伊万里焼(いまりやき)の染付(そめつけ)の一種。澄んだ色調の染付(そめつけ)で山水や幾何学文様が施され、丁寧な作りの異形の皿が多い。 | 
          
            | 青織部(あおおりべ) | 
          
            | 織部焼(おりべやき)のひとつで、銅緑釉を器の表面全体に掛けたものと、器の一部に片身替り(かたみがわり)に掛けたものの2種。 | 
          
            | 青唐津(あおがらつ) | 
          
            | 素地(きじ)や釉中(ゆうちゅう)に含まれる鉄分のため、還元炎焼成(かんげんえんしょうせい)で青味を帯びた唐津焼。 | 
          
            | 青手古九谷(あおでこくたに) | 
          
            | 緑・黄・藍・紫などの色釉(いろぐすり)で器全体を塗り込めた色絵磁器。赤は決して用いず、古九谷様式(こくたにようしき)の一種。 | 
          
            | 赤絵(あかえ) | 
          
            | 色絵(いろえ)ともいい、赤を主体として緑・黄・藍などの多彩な色釉(いろぐすり)を用いて上絵付け(うわえつけ)をしたもの。日本では有田で始まった。 | 
          
            | 赤絵屋(あかえや) | 
          
            | 佐賀県有田の上絵付け(うわえつ)業者で、鍋島藩の政策により許可があたえられた11軒のみ(のちに16軒)赤絵町に集合。 | 
          
            | 上野焼(あがのやき) | 
          
            | 遠州七窯(えんしゅうななかま)の一つで福岡県田川郡赤池町の陶器。高台が高いのが特徴で、主に土灰釉(どばいゆう)・藁灰釉(わらばいゆう)を使用。 | 
          
            | 赤膚焼(あかはだやき) | 
          
            | 遠州七窯(えんしゅうななかま)の一つで、奈良市赤膚町大和郡山市で焼かれる陶器。萩釉を掛け奈良絵風の絵付けが特徴。 | 
          
            | 赤楽(あからく) | 
          
            | 白土や赤土に、酸化鉄を化粧掛け(けしょうがけ)したものに透明釉(とうめいゆう)を掛け、低火度(ていかど)で焼いた楽焼(らくやき)の一種。 | 
          
            | 朝日焼(あさひやき) | 
          
            | 遠州七窯(えんしゅうななかま)の一つで、京都府宇治市朝日山の陶器。御本風(ごほんふう)の茶碗が主で素地(きじ)は褐色、刷毛目(はけめ)の櫛描きものが多い。 | 
          
            | 安宅コレクション(あたかこれくしょん) | 
          
            | 旧安宅産業(株)が収集した東洋陶磁で、大阪市に寄贈。1982年これを元に大阪市立東洋陶磁美術館が開館。 | 
          
            | 渥美(あつみ) | 
          
            | 愛知県の渥美半島にて、平安時代から鎌倉時代に焼かれた焼締陶(やきしめとう)。主に壺、甕(かめ)、擂鉢(すりばち)などを生産。 | 
          
            | 穴窯・窖窯(あながま) | 
          
            | 山の斜面を掘り天井だけを構築したものと、トンネル状に掘り抜いたもので、いずれも単室の窯。 | 
          
            | 天草陶石(あまくさとうせき) | 
          
            | 熊本県天草郡下島でとれる陶石(とうせき)で、素地(きじ)と釉(うわぐすり)のどちらにも使用。良質な原料のため現在も全国各地に搬出。 | 
          
            | 雨漏り(あまもり) | 
          
            | 高麗茶碗(こうらいぢゃわん)の一種。茶碗の内外に現れる雨の漏ったような、シミに似た模様。 | 
          
            | 飴釉(あめぐすり・あめゆう) | 
          
            | 酸化焼成(さんかしょうせい)により鉄分が、飴色に発色する釉であり、鉄釉(てつぐすり)のこと。 | 
          
            | 有田(ありた) | 
          
            | 江戸時代以降に、佐賀県西松浦郡有田町周辺で焼かれた磁器の総称。 | 
          
            | 有田焼(ありたやき) | 
          
            | 佐賀県西松浦郡有田町の磁器の総称で、伊万里焼(いまりやき)ともいわれ、我が国最初の磁器。 | 
          
            | 安南焼(あんなんやき) | 
          
            | ベトナムで製作された陶磁器。室町末期から江戸前期に日本に渡来し、茶人に好まれた茶碗・水指などが多い。 |